スロトレ

女の人が体脂肪を減らす（＆くびれを引き締める＆重力に逆らう）ための効果的な筋トレについて、基本的なことがきっちり詰まって無駄がない。

この本はイラストがキレイなのがうれしい。*1
『スロトレ』の内容を大雑把に言うと、鈴木正成先生のダンベル体操のように「トレーニングで筋肉を増やす→基礎代謝上がる→体脂肪の燃焼しやすい体」というもの。大学教授の著作だからエビデンスに基づいているという安心感があるし、「体脂肪の燃えやすい体づくり」が主眼だから食事制限もうるさいこと言わない。「脂肪は少なめに」とか「食物繊維がオススメ」とか、そんな程度。
早速やってみた。
けっこうキツイ。
キツイけど、週２〜３回でOKだから気楽に続けられそうな気がする。
そもそもわたしはアンチ食事制限なので、ほぼ毎日ピラティスやストレッチをやっています（お風呂前に体操するのが習慣）。その習慣があるせいで、忙しくてお風呂に入るだけで精一杯な日が続くとエクササイズをやらなかった罪悪感で余計にストレスが溜まってしまう（わたしがエクササイズする理由は、楽しみの為というより体を引き締めなきゃ！という強迫観念から。水泳とかウォーキングは楽しくやれる）。
誰にとっても運動、体を動かすことを習慣にするのは必要だと思う。問題は、その運動がその人に合っているかどうか。わたしにとっての無理なく続けられる運動って何だろう。今のところピラティスが一番長く続いてるから、合ってるのかな？*2　スロトレの肝、ノンロックスロー法はピラティスをやる上でも参考になりそうで、一粒で３度くらいおいしかったです。ごちそうさま。

*1:ヨガが流行するのはウェアやヨガマット、“海外セレブも心酔”などのオシャレさがあるからで、ヨーガと呼ばれていた時代は地味な健康法だったものね。わたしはピラティスが好きで、もう何年もやっておりますが、ピラティスみたいな外国発祥のエクササイズって、海外ブランドの化粧品を使うような感覚がある。運動に関してもオシャレであるかどうかは心を引き寄せるための重要なポイントだと思いマス（もちろん人によって何にオシャレを感じるかは違うけれど）（キレイ＝オシャレでもないし）（オシャレってやや軽薄で、でもその軽さがいいところだと思う）。

*2:ヨガは合わなかった・・・。ヨガをやっていたとき「肉を食べないほうがいいのかな？」とか「朝５時に起きてヨガやらなくちゃ」とか義務感が増える方向に考えが行ってしまい、疲れてしまった。