司馬遼太郎、カポーティ、『西洋美術史から日本が見える』か? 

前回(9月10日)メモしてから今日までの間に読んだ本を。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
『坂の上の雲〈1〉』 学問で身を立てる、立身出世、青年の野心と国家の発展が一致していた時代の青春譚。秋山真之とその兄・秋山好古正岡子規、みんなキャラクターが濃い!正岡子規は回りくどい男だと思った。秋山兄弟はキレがあって男くさい(惹かれた)。
坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)
『坂の上の雲〈2〉』 第二巻もまだ青春譚。日清戦争がはじまる。劇画みたいな描写がちょっと読みづらくなってきた。
叶えられた祈り (新潮文庫)
『叶えられた祈り』 喫茶店やレストラン、電車で聞こえてきた会話がどんなに面白くても、他人の会話を楽しんでしまった後は少し空が曇る。そんな読後感が残った。
西洋美術史から日本が見える (PHP新書)
『西洋美術史から日本が見える』 日本で暮らしている自分が西洋美術に触れることにどういう意味があるのか考えていたから、タイトルに寄せられて読んでみた。
この新書を読んで得た結論:興味があるならやればいい、意味はあとから見つかるかもしれないし、意味がなくても楽しめればいい。